スギヤマ薬品の薬剤師

 杉山貴紀は何故過労死
したのか?

 

 

平成20年3月19日控訴審第1回口頭弁論

 

 HOMEへ戻る

 

 

○平成20年3月19日 午前10時30分〜

 名古屋高等裁判所にて第1回口頭弁論がありました。

 

 

口頭弁論を終え、ひとこと      兄:杉山季謙

前回の進行協議以降、控訴人スギヤマ薬品からは、準備書面(2)、医師の鑑定を求める意見書、証人尋問を求める意見書、陳述書が提出されています。
そして、またまた提出期限を大幅に破り、口頭弁論の前日になって医師の意見書を提出してきました。

 

被控訴人からは、父の陳述書、前回スギヤマ薬品が提出した準備書面(1)等に対する意見書、準備書面(2)として医師の意見書を提出しています。また、控訴人準備書面(2)に対する 反論の陳述書も提出しました。

そして、当日にも急遽準備書面(3)を提出しました。

 

 

準備書面に関しては後日公開予定ですが(控訴人準備書面(2)公開しました)、控訴人準備書面(2)では、 当HPの内容が取り上げられ、前回HP掲載の「進行協議を終えひとこと」の内容に対する、控訴人代理人●弁護士からの抗議文の提出もありました。

その内容としては、前回の進行協議後の様子などに触れ、HP掲載の文章には事実の歪曲・誇張があるとし、従って母の様々な陳述は事実の歪曲だから、 結果として貴紀は過労では無かったという論法を展開しています。

 

このHPについてですが、拙い作りとは言え一般に公開する以上、嘘偽りは一切無いようにしています。また、内容に関しても抑えて書くことはあるにせよ、誇張して書いたりすることはありません。この事件・裁判について皆様に知って頂く事、また、不幸にも同じような状況になられた方のお役に立てればと作成しているものです。事実の歪曲は全く意味の無い事です。

そして、これまで提出した書面や証拠に関しても、あくまで貴紀の真実を主張しています。

亡き弟の軌跡を曲げる事は、遺族として本当に意味がありませんので。

 

 

当日は小雨の降りしきる中、控訴審第1回口頭弁論が行われました。

 

まず、裁判長より提出書面の確認が行われました。

その際、被控訴人代理人弁護士より、第1審の時から度々遅れて提出されるスギヤマ薬品の書面提出時期について意見が述べられました。

確かに、こちらがその医学的意見に対する反論をする為には、提出があまりに直前過ぎて、これは意図的なのでは?とスギヤマ薬品の悪意を感じてしまいます。

裁判長からも指摘を受け、控訴人代理人は「お医者様もお忙しい方なので・・」と言っていましたが。

次回提出期限は5月15日をめどにと決められましたが、どうでしょう。

 

また、裁判長から、控訴人スギヤマ薬品から申し出のあった証人尋問、医師の鑑定について、その必要は無しと判断した旨が述べられました。

 

当然の事ながら第1審の蒸し返しにならないよう、また、より迅速に裁判を進めていく方針のようです。

 

 

当日はお足元の悪い中、大勢の方々に傍聴して頂き、誠にありがとうございました。

どうぞ、これからも変わらぬご支援よろしくお願いいたします。
 

 

次回、第2回口頭弁論は平成20年6月4日(水)午前10時30分〜名古屋高等裁判所1001法廷にて行われます。 是非足をお運び頂きますようお願い申し上げます。

 

 

 

HOMEへ                    ページTOPへ